スポーツ庁の発足について
国のスポーツの振興その他スポーツに関する施策の総合的な推進を図ることを目的としたスポーツ庁が今日、発足しました。
その初代長官には、
前日本水泳連盟の会長であり100M背泳ぎ金メダリストの鈴木大地氏が就任しました。
当面は2020年東京五輪・パラリンピックに向けての活動が主な仕事になるんでしょうが、各省庁が権限を手放すことに難色を示したため、当初の目的だった複数の省庁にまたがるスポーツ行政の一元化とはならないスタートとなりました。
ちなみにスポーツ庁自体は、文部科学省の外局としての位置づけでその前身は、文部科学省スポーツ・青少年局だそうです。
権限が複数の省庁に分散している現状では、どれだけのリーダーシップを発揮できるかは疑問視されるところですが、
ここでぼくならこうしたいの登場です。
それは、2020東京五輪に向けて、
スポーツ庁のリーダーシップで日本代表の愛称を統一しませんか?
ということです。
各競技団体がいろいろ公募したりして全然普及しない愛称を、それぞれで使用するよりも、
男子は、サムライジャパン
女子は、なでしこジャパン
で統一したほうがわかりやすいし、応援しやすいんじゃないかということです。
たとえば、バレーボール女子は「火の鳥NIPPON」、男子は「竜神NIPPON」、
カーリング女子は「クリスタルジャパン」、競泳は「トビウオジャパン」、
ホッケー女子は「さくらジャパン」といったように各競技の愛称はバラバラです。
他にもまったく愛称と呼ぶには悲しいくらい普及していない愛称がいっぱいあるので、興味のあるひとは調べてみてください。
オリンピックになれば毎日のように日本代表の選手が戦うわけで、これらの愛称をわざわざ使い分けるメリットもありません。
親しみを持って愛称っていうのは呼ぶわけで、普及していない愛称を連呼されてもただただしらけるだけです。
それならば愛称を男女で統一して、
競技名+サムライジャパン
競技名+なでしこジャパン
と呼んだほうが応援する国民にとっても良いような気がします。
たとえば
サッカーなら、
男子は「サッカーサムライジャパン」
女子は「サッカーなでしこジャパン」
バレーボールなら
男子は「バレーボールサムライジャパン」
女子は「バレーボールなでしこジャパン」
といった具合です。
東京オリンピックの競技数は28にもなります。
今後、知名度や普及を考えて、各々の競技団体がまた別個に愛称を設けるとなるともうめちゃくちゃです。
きっと実況するアナウンサーも聴いている国民も、なんのこっちゃ分からなくなります。
まぁ先にサムライやなでしこを愛称として使ってきた競技団体は嫌な顔をするでしょうけど、そこは権限のないスポーツ庁でも長官が最初の仕事として、国民の前でこのような提案をしてメディアがニュースに取り上げてくれたら、空気と流れで愛称の統一くらいは持っていけそうな気もします。
なかなか縦割り省庁のなかで権限もなしに実績をつくるのは難しいでしょうから、勢いでバババーと決められそうな愛称の統一をぜひ初代長官の実績としてリーダーシップを持ってやってほしいものです。
ではでは
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「もし仮に、ぼくがアイデアを求められる立場についていたら、こうしたいな(こうするだろうな)」
とぼくなりの視点でもって考えたことを書き記しています。