アイデア)子ども靴のシェア事業から見る未来のもしかしたら・・・

まぁ短いので興味のある方だけ最後まで読んでいただければとおもいます。
おわりには「子ども向けの事業」としては無敵に近いんじゃないかなとおもえる化けかたをするようなビジョンになっているとおもうので。

 

子どもってどんどんと成長するもんだから足のサイズに合うクツを用意するのが大変そう。金銭的な面に加えて、子どもと一緒に買いに行く手間という面です。

子どもを育てるってどこの家庭でもお金がかかるわって話をしていますよね。
さらにどうせすぐ大きくなるんだからって、大きめのサイズを履かされると足の成長を害したりもするらしいですし。(足育=アシイクなんて言葉が生まれるくらいです)

そんなわけで、お金と手間ををあまりかけずに、子どもの成長に合わせたクツが手に入ったらきっと便利なんだろうな。と考えるわけです。
わかりやすいのは、ネット上でのお古の譲り合いってかたちだけど、子どもの成長がすごい期間(おおむね10歳程度までの過程かな)を何度も何度も『どこか』の『誰か』とやり取りするっていうのは、けっこうな手間かなと思います。

そこで、たとえば
あいだに企業が入ってサイズの合わなくなったクツの回収とクリーニングをしてあげてECショップみたく並べてあげれば利用者も使いやすい。
低価格での売買にすると利益が出なくて事業にならないから、利用者には定額サービスに入ってもらう。(最近は大人向けで洋服の定額制レンタルサービスなんかもある)
事業の拡大戦略についても途中からこども服を扱ったり、おもちゃを扱ったり、ちょっとどうかなとは思うけど自由研究の課題を扱ったり・・・(いわゆる代行ではない。つまり、去年どこかの4年生だった子の自由研究を今年どこかの4年生になる子がもらったりということ。)

ふん、そんなの上手くいかないよっておもわれるかもしれませんが、こう再定義したならばどうでしょう?

 

たとえば『子どもの成長に伴い必要になるあらゆるモノ』(これまでは各々の家庭がその都度買っていたものの数々)を『定額制』で『ほとんどすべて』揃えてしまえるというような子育て世代にうれしいオンリーワン企業の出来上がり。ってカタチならば。

 

これをそのままやってもたぶん上手くいかないでしょうけど、利用者にとっての「便利さ」はビジネスにおける基本的価値なのでこういうモデルはちょっとだけでも考えてみる余地はある気がします。

結局は利用者にとって、いいカタチになっていれば利用者は相応に利用してくれるわけです。

やろうとする人間が少なければ少ないほど、ノーマークで立派なカタチを確立することができる。たとえば、「今さら古本を売るなんて儲からないよ」とおもわれていた中で「ブックオフ」が生まれ、「試着もできないのにネットで洋服を買う人なんていないよ」とおもわれていた中で「ZOZOTOWN」は生まれました。ほかにも讃岐うどんの例とかいろいろありますよね。
どれも他社が価値に気づいたころにはオンリーワン企業になってしまっているという具合です。

子どもが生まれたところから始まって、小学校、さらに義務教育が終わる頃までのおおよそ10年から15年分の世代に対してビジネスを行っている各々の市場をごっそりと奪える可能性すら(あくまで可能性です)・・・と考えれば
こんなの無理だねと考えて既存企業は安心していられるのか、今後このあたりの領域がどうなっていくのか
ちょっと注目しています。