アイデア)喫茶店、カフェなど

雨がつづくのはなんか気持ちがどんよりしてきます。

といっても秋といえば読書。

最近はコーヒーの飲めるところはどこ行ってもスマホに視線を落とす人ばかり。

喫茶店でコーヒーを飲みながら本を読んでいる人を見かけると

あぁ、なんかいいなぁ・・・

と思うことが多くなってきました。

大量のスマホ側の人のおかげで、より本を読んでいる人のほうの雰囲気が素敵に見えてくる。

比べてみて気づく良さってけっこうあります。

読書している姿って本人や周りが思っている以上に「いいな」と感じる人にとってはいいものなんです。理屈じゃなくってね。

そんなわけで

喫茶店×読書(本)でこんなアイデア、企画を提案

 

【座席のひとつひとつに店長(スタッフ)お勧めのショートストーリー、エッセイの類が置いてある喫茶店】

コーヒー飲むあいだだけ、さらっと楽しめるものをってことです。

毎回行くたびにどの席に座るかで楽しめる本が違うってのがいい感じ

最近は本を選定するお仕事なんかもありますから。

あるいはコーヒーを頼むとおススメが一緒に運ばれてくるとかね。

 

「お待たせいたしました、本日のコーヒーとおススメ短編集です。本日は雨が降っているのでそれに合わせたテーマのものをご用意しました。」

なんて格好良いし素敵じゃないですか。

 

買い物ついでのコーヒータイムでいいものがたりを読んでいい時間を過ごす。

コーヒー一杯だけに千円出す人はあまりいないと思いますが、コーヒー+クッキー二枚+素敵なエッセーorショートストーリーを読むことが出来たステキな時間みたいなパッケージにならば価値を見出してお金を払ってくれる人はいるんじゃないでしょうか。

 

最近は同じ時間でも、どう使うか。というかどれだけその時間のなかで気持ちを満たしてくれるか。みたいなことが消費行動の枠の中でも重要になってきたような気がするので、こういうアイデアは良いような気がします。

 

さらにいうと、おいて置く短編作品も必ずしも出版物にこだわらなくても良いような気がします。

 

たとえば、ブログを見ていても非常に短編作品的なものって多いです。

エッセーぽいものとかは『同人誌』っぽく(先日コミケのニュースを見て思いつきました)加工・印刷して綴じたものにするとかいいと思います。

基本、短編なので印刷して綴じるだけって感じでカジュアルなかたちで読み物として成立させる。

もちろん「あなたのブログ、うちのカフェで短編作品として使わせてもらえませんか」っていうお願い・説得の段階は必要ですが。

 

ブログが出版社の目に留まって書籍化っていうコースはよくありますが、必ずしも本になるだけの分量を書けている人ばかりでもないですし、PCなどの画面上以外のところで自分の成果物が見てもらえることに胸躍る書き手の方はこの提案にも了承してくれるかもしれないですし。

 

また出版社の方って打ち合わせに喫茶店つかうことも多い職種だったりするので、この喫茶店発で新たに書籍化なんて話につながるかもわからないですね。

あるいは、この仕組み自体が思いのほか好評で『カフェ〇〇の選んだエッセー集』みたいなかたちの書籍化なんかもあったらおもしろいですね。

ざっくりいうとこんなかんじです。

 

ではでは